昭和の家電-2
さて、前回のSLV-FX5に続き
今回はSONYのK555ESAの修理です。
久々に電源を入れたところ、再生ができません。
というか、蓋すら空かなくなりました
というのが症状。
中で「ウィ~ン」とモーターが空回りしている音がします。
ラッキー!まだ生きていそうです。
素人の想像では
空転→動力が伝わらない→ギアではない→空回るならゴム系?
ゴム系の部品の場合プーリー??
てな感じで的を絞りました。
サイドの化粧板を外し、上蓋を開けます。
も”~嫌っす。何が何だかわかりません。
が、原因は中央のメカにある!と信じ
ひたすらバラスことに・・
ん~、原因が見えないので不安に・・
結局ネット検索してしまいました。
上下2ヵ所づつネジを外せば取れるらしいです。
直せるか?というよりはたして戻せるのか・・
コネクター3ヵ所外します。
あ、これもか・・
下にもありそうだ・・基盤の下。
1段目に二ヶ所・2段目に一か所ね・・
これは2段目もコネクター(白い方)
これは1段目の奥のコネクター(赤)
2段目の基盤は6か所ネジ外せば開きます。
ジャ~ン!外れました。
どこまでばらせば良いのかわかりません。
ばらしたくないので進みません。
戻せなくなる心配があるのでこまめに撮影。
角ゴムはいったいどこに・・
蓋の可動部はペンチで押し込むと簡単にとれます。
ピンチローラー外さないとだめだったりして・・
正解。外さないとだめみたい・・
右側のピンチローラーはすぐ取れますが
左側は軸ごと少し力を加え引っこ抜く感じで外れます。
あ”~!これか!!
なぁ~に~この様は・・ヒルみたい。
角ゴムってこんな柔らかいグミみたいに変化するものなの??
完全にばらして角ゴムを嵌めようと思いましたが
中央の大きなギアを外そうとした際に嫌な手ごたえを感じ即刻中止!
少し隙間をつくり角ゴムを落とし込み
ピンセットとピンバイス(マイナス)で
プーリを回しながらどうにか嵌めました。
これで修理完了の筈です。
ちょっと達成感!
戻すスピードは物凄く早かった。
何故なら「忘れないうちに・・」という理由で、w
で、早速通電!
良し!直りました!!
ん~、懐かしのテープ音質!
またしばらく動いてくれることでしょう・・
ここで問題が!!
ネジ、3本残ってる・・え”ぇ~!!!
もう一回ばらしてみたもののどこの締め忘れか特定できない・・
まぁいいっか!w
更に問題が!!!
DATがチリチリして再生が不安定に・・
ヘッドクリーナーかけても改善されない・・
これはばらしてヘッド掃除か⤵
という事で、また気が向いたら今度は
DATの修理(SONY 57ES)をしたいと思います!
実はこの機械、SONYさんからの贈り物なのです!
当時プレゼントキャンペーンがありまして。
「あなたならこのDATどう使う?」みたいなお題が応募内容でした。
そこでレコーディングの録音に使う為の機器系統図をハガキに記載し
(手書きで同じものを数枚描いた記憶があります)応募。
忘れた頃に大きなダンボールで送られてきた時は
とにかく嬉しかったのを思い出します・・